彼氏いない歴10年の女がマッチドットコムで結婚できた体験談

自己紹介

32歳、新婚ホヤホヤのOLです。

昨年の夏に、マッチ・ドットコムを利用して結婚することができました。

婚活を始めたのが30歳からですので、約2年ほどを費やしたことになりますね。

もともと私はあまり出会いがなく、これまでお付き合いをした男性も1人だけだったんです。どちらかというと恥ずかしがり屋で消極的なので、男性からのアプローチを待つばかりの20代だったと思います。

実は19歳の頃に大失恋を経験していて、それも恋愛に消極的になる原因でした。いつまで引きずってるんだって思われるでしょうが、それくらい恋愛の大きな分岐点だったのは確かです。

以降はもうこんな思いはしたくないと、恋愛から逃げる人生を送ってきました。男性を好きになることをためらっていたんです。

24歳のときには今住んでいる群馬県に越してきて、環境もガラリと変わりました。田舎の方で同世代との男性との接点も少なくなり、救われたと感じることも寂しいと感じることも経験しました。

今回なぜ婚活の体験談をお話しするのか、それは私と同じような境遇の女性が沢山いると感じたからです。出会いがない、恋愛に臆病、男性不信など、色んな理由で恋人ができない女性っていますよね。

私は決して語彙力もないですし、そこまで思いやりのある人間ではありません。それでも少しでも私が結婚できた話を通じて、沢山の女性たちに前向きに勇気を持ってほしいなと思います。ほんの僅かなアクションで人生は変わるんだと、そう伝われば嬉しいです。

婚活を始めたきっかけ

私が婚活を始めたのは、20代が終わったことが大きな理由です。正直に言うと、私の周りで結婚していない女性は山ほどいます。同い年の友人たちも、まだほとんど独身でフリーだったりします。なので周りから焦りを煽られたみたいなことはないんです。

ただ30歳を迎えるにあたり、自分の中で何かを変えたい気持ちが出てきました。それは恋愛に対することもそうですが、人生全体においてです。あまり給料の多くないOLの仕事、田舎で毎日同じサイクルで過ごす日々、これでいいのかと何度も自問自答しました。そこで行き着いたのが、結婚という刺激です。

将来の生活への不安もありました。経済的なことよりも、ずっと独りで生きていくという精神的な不安です。もしこのまま40歳50歳と年を重ねたら、それこそ私のような女性を受け止めてくれる男性は見つからないかもしれない、だったら今しかないんじゃないかって考えたんです。

母も私が結婚のために動くと知ったら、とても応援してくれていました。どこかで心配に思ってくれていたんでしょうね。他所では子どもの結婚のことで必死になる親もいると聞きますし、そういう意味ではこれまで何も言わなかった母の存在が有難くなりました。

多分周りの同世代の動向に感化されて、婚活を始める人もいると思います。これは男性もそうなんではないでしょうか。私も同じ状況なら、きっと焦っています。婚活への動機も変わっていたかもしれません。

理由は何でもいいんです。焦ることもガツガツすることも恥ずかしいことではないですし、ちょっとでも結婚に興味が湧いたら、そこがその人にとってのタイミングなんでしょうね。私は自分で、上手くこのタイミングを掴めたなと感じています。

まずはじめに取り組んだこと

婚活を始めるにあたり、最初に取り組んだのは花嫁修業でした。具体的には料理、それから振る舞いへの心掛けです。私は30歳にもなって、出来合いの惣菜などを買って食べていました。ですので気が付くと自分のレパートリーが全くなく、誰かの妻になるだけのスキルもなかったんです。

結果的に5ヶ月ほど、週1から2のペースで料理教室に通いました。出会いを探すのは、そこからでも遅くなかったです。むしろ、何も私と結婚したいと思わせるような長所がない中で、婚活を始めなくて良かったなと思っています。

振る舞いは、日常の言葉遣いや作法のことです。例えば会社で飲み会に行ったとき、細やかな気配りができるよう気を付けました。女性の先輩からはすぐにその変化に気付いてもらえたのですが、男性社員から触れてもらうには時間が掛かった気がします。

他には既婚者の知人に結婚のメリットを教えてもらい、婚活へのモチベーションが維持できるよう工夫しました。ただこれはやはり良いことばかりではないようで、どうしてもこの延長線上で結婚生活への愚痴を聞かされたりもします。なのでお話ししておいて何ですが、あまりおすすめはしません。

婚活パーティーには、4回くらい参加しました。男性と接点を持つ上では役に立ちましたが、なかなかお互いをしっかり理解し合うには時間が足りなかったです。あとはあのサバイバル感、あれは私の性格には合わなかったです。

一度いいなと思う男性がいたことがありますが、胸元が大きく開いたドレスを着た女性に独占されてしまいました。なるほどここはそういう戦場なんだって、そのときに感じたんです。そこからは婚活パーティーに参加する選択肢は、私の中で消えました。

婚活サイトを利用しようと思った理由

こうした経緯があり辿り着いたのが、婚活サイトです。私なりに考えたメリットとしては、自宅にいながら出会いの可能性を探れることが一番でした。

婚活パーティーは毎度毎度おめかしするのがしんどくて、それでいて結構参加費用も取られてしまいます。その点、婚活サイトは女性は無料のところも豊富で、すっぴんと部屋着でも利用できるのはかなり楽でした。

それに出会いの幅が広くていいです。これぞインターネットの強みという感じで、様々な職業に就く男性とお話しできるだけでも刺激になります。長らく出会いがなく彼氏もいなかったような私にとっては、リハビリ的な観点からも最適かもと考えました。

マッチ・ドットコムを選んだのは、女性会員も会費が必要だったからです。これはどういうことかと言いますと、私も男性と同じフェアな立場で登録したかったんです。女性だけ無料というのは、何か変な気配りをされているような気がして嫌でした。

それに男性側も、女性が同じように会費を支払う必要があると知れば、信頼しやすいのかなと思いました。事実、出会い系のアプリなどでは女性が無料なのをいいことに、業者が女性に成りすまして潜り込んでいたりします。こうした背景を知っていたので、私もお金を払って利用できるところに決めました。

プロフィール作成時に気をつけたこと

プロフィールは、とにかく盛らずに正直に書きました。ハードルを上げてしまうのが怖かったからです。もし実際に会ってガッカリされたらどうしよう、その不安が大きかったんです。同時に男性に対しても、あまり高望みはしないよう記入しました。

その代わり料理教室に通ったことや、自分の趣味のことは熱く書きました。プロフィール写真は撮り方が上手過ぎても引かれそうな気がして、敢えて下手そうな写真にしました。

この部分が功を奏したのかは分からないものの、気取っていなくていいと褒めてくれる男性もいました。あまり露出の多い洋服で撮ったりすると、逆に怪しまれるので要注意ですね。

マッチドットコムを使ってみた感想

マッチ・ドットコムを使ってみて、まずは会員数は十分だと思いました。婚活パーティーではなかなか人が集まらないこともあったのに、同じ群馬県でもマッチ・ドットコムでは沢山の登録者がいました。しかも市町村別に検索できるため、本当に目と鼻の先の距離にある男性も見つけられます。凄いのやら怖いのやら分からないくらいです。

他には、メール周りの機能が使いやすかったです。今時アプリで連絡を取る時代ですが、私の年代を考慮すればシンプルなメールのやり取りはやはり嬉しいです。歴史も10年以上、会費も取っているだけあり、サポート対応も特に問題ありませんでした。何度か分からないことがあり問い合わせをしたことがありましたが、いずれも即日返信で丁寧な対応をしてくれました。

男性は、20代後半から40代前半が多い印象です。色々な年代の男性とお話ししてみましたが、皆さん誠実そうでした。これは婚活サイト全体でそうなのかもしれませんが、結婚を視野に入れているだけあり、遊び目的のような男性には出会いませんでした。安心して利用できたので、手放しでおすすめしたいです。

恋愛初心者の私にはメッセージのやり取りだけでドキドキ

メールの内容は、基本的には他愛もない話です。いきなり会おうと言う人は2人ほどいましたが、大体簡単な自己紹介から始まります。

よく盛り上がっていたのは、仕事への愚痴です。何気にこうした内容が一番お互いの素を引き出し、相手を見極める上でも役立ったんじゃないかと思います。私もとても楽しかったです。

どんなデートをしたいかの話も、よくしました。男性側にデートプランの提示をお願いして、それを妄想するのが好きでした。メールが続けば続くほど、信頼感も増していきます。そうした中でデートプランを立ててもらえると、一層その人と一緒にいる時間をリアルに想像できました。

ドキドキはもうずっとありました。恋愛から目を背けてきた分の反動が、婚活をするようになって出たのかと思います。男性から私のことについて質問をされると、興味を持ってくれているのだと嬉しくなれました。容姿を褒めてくれる言葉、性格を肯定してくれる言葉、出会いのためにお世辞を言っていた部分もあるでしょうが、全て素直に喜べていました。

料理教室は想像以上に武器になったと、メールをしていて感じました。男性陣の食い付きが凄く、ほぼ100%触れられたからです。得意料理のことも、よく質問されました。このときには随分自信が持てる趣味になっていたので、得意気に返信しました。何か長所があるって、大切です。

本音を言えばメールが来た後に相手のプロフィールを見るんですが、ここで写真が好みの容姿だと返信への熱量が変わっていたんです(笑) やはり容姿がカッコイイ男性には惹かれてしまう、そう気付いたときにまだまだ子どもなのかなと自覚しました。

性的な内容が書かれたメールも、いくつか受け取りました。そういう目的の男性もいるんでしょうけれど、一方で結婚するなら大事なことなのかなとも考えました。もちろんその話にノリノリで応じることはなかったですが、自分でも驚くほど不愉快にはならなかったです。

私って恋愛にワガママな女だったのかも

マッチ・ドットコムの利用開始から1ヵ月後、ついに初めてのデートの日が来ました。相手は登録直後からずっとやり取りをしていた男性で、私もかなり気を許している状態です。住まいは隣の県でしたが、具体的なスケジュールを詰めて向こうから積極的に誘ってくれました。

待ち合わせは群馬県の高崎駅です。顔は写真で知っていたものの、いざ会ったらどんな印象なのかドキドキワクワクでした。私の方が先に到着していたんですが、平静を装って携帯電話でゲームアプリを起動し待ちました。今思えば、自分でも笑えてしまう仕草です。

いよいよ対面のとき、メールでかなり仲良くなっていたのにも関わらず、敬語でぎこちない挨拶を交わしました。ですが会ってみての印象はメールと同じ優しい男性で、写真で見た通りの顔でした。そのことにとても安心できて、嬉しかった記憶があります。

デートは映画や買い物に行って、あっという間に終わりました。本当に楽しかったです。男性と2人きりでデートだなんて、何年振りなのかも分かりません。気が付くと、「また会ってくれますか」と自ら言っていました。男性からもこちらこそと返事をもらい、幸せな気持ちになれました。恋をしているなと、そう感じた瞬間です。

しかしそこは婚活の定めなのか、その男性には他にもデートを約束している女性がいました。私と正式な交際をしていたわけではないので、何も男性は悪くありません。とはいえ一度会ってより身近に感じられた後だったので、嫉妬してしまいました。こんな感情も久しぶりです。

そうした嫉妬心が芽生えてからは、自分からデートに誘うことが増えました。他の男性とも会ったりしましたが、あまり楽しくはありません。心のどこかで常に同じ男性が存在し、上の空になってしまうのです。それを経験して更に気持ちを募らせる、そんな繰り返しです。いつの間にか私は、ワガママになってしまっていました。

そしてある日、再び好きな男性とデートをしているときに、気持ちがいっぱいになってしまいました。それを見て、相手も察してくれたのだと思います。こんなに自分に気持ちを向けてくれた人は初めてだと、自分も実はずっと同じような気持ちを持っていたと、そう告げてくれたのです。

こうして晴れて私たちは、カップルとなりました。その日は急遽男性が泊まっていってくれることにもなり、一緒に夜も過ごしました。恋愛ってこんなに幸せで楽しいものだったんだと、ずっと笑顔が絶えませんでした。5回目のデートにして、ついに掴んだ幸せです。

順調に交際が進んで結婚へ

交際を始めたと同時に、お互いの中で結婚への意識がありました。デート自体はそれまでと同じ形で繰り返したんですが、連休の日はお互いの自宅で寝泊りして生活感を確かめ合ったりしました。そのことで喧嘩をしたこともあります。ですがちょっと時間が経てば仲直りができ、相手の器量の大きさに益々惹かれていきました。

友人や両親への紹介は、交際から4ヶ月ほどで実現しました。結婚を前提にとの言葉に何より驚いていたのは、私の母です。実は婚活を始めると伝えてから、進捗状況を全く言っていませんでした。なので口だけだったと思っていたのかもしれません。そこに彼氏の登場ですから、まさに青天の霹靂でしょう。それでもすぐに両親は認めて祝福をしてくれ、心から嬉しかったです。

その後すぐ、彼氏からちゃんとしたプロポーズを受けました。交際から半年となるある日、レストランで一緒に食事をしている際のサプライズでした。店員さんや他のお客さんも祝福をしてくれて、どんな表情をしていたのか自分でも覚えていません。

婚活サイトで知り合ったのだから、プロポーズは先に済んでいるようなものだと言う人もいます。ですが、やはりこうした瞬間は、女性として経験したいものです。指輪を見たとき、一気に結婚への実感が湧いてきました。嬉しくて嬉しくて、もう過去の恋愛から逃げていた自分はいません。素敵な家庭を築いていきたい、その強い気持ちが芽生えていました。

挙式は、実は現在もしていません。費用の面でお互いに話し合って節約することにし、写真と教会での祝福だけ受けました。ですから結婚生活はプロポーズ直後にもう始め、群馬県内で新居を構えています。

結婚生活をスタートさせると、自宅で夫の帰りを待つ喜びを知りました。一応私もまだ仕事は続けているので、夫婦共働きの状態です。その代わり夫は隣の県まで毎日電車で通勤しており、帰りは私の方が圧倒的に早いわけです。料理教室で鍛えた腕前を、毎日存分に振るって待っています。婚活をして良かった、その一言に尽きます。

これから婚活する人へのアドバイス

婚活を通じて、「出会いがないというのは出会いを探していないことと紙一重」だと思いました。街コンや婚活パーティー、そして婚活サイト、普段男性と接点がない人でも出会うチャンスは沢山あります。

大事なのは自分から動くこと、そう実感しました。何歳からでも、決して遅くはありません。それでも何もしなければ、ただ年を重ねるだけです。例え動いて失敗に終わっても、それが経験値となり次の機会に活かせます。ですから是非、積極的に出会い探しを頑張ってほしいです。

婚活サイトは、ただ登録しておくだけでも意味があります。どこにいても男性と繋がることができ、受け身でいても定期的にメッセージが来るのです。かつての私のように、恋愛に臆病な女性には特におすすめします。私も婚活サイトで、人生が変わった1人です。説得力は十分にあるんじゃないかと思っています。

あとは、自分の強みを持ってください。今の自分から探してもいいですし、勉強や経験を重ねて新たに身に付けてもいいです。その方が、自身を持って婚活に臨めます。自信は続けていく上で必要不可欠なもので、心の柱にもなってくれるんですよね。私にとっては、それが料理でした。

マッチ・ドットコムには、今でも感謝しています。もしも違う方法で婚活を進めていたら、今の夫とも出会えていなかったでしょう。結婚にすら至らなかったかもしれません。婚活サイトで婚活をするのは、ある意味とても現代的です。こうした出会い方に抵抗があるという女性の皆さんにも、一度騙されたと思って利用してみてほしいです。

素敵な結婚ができるよう、応援しています。

私がお世話になったマッチドットコムの詳細はこちら

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