30歳まで恋愛経験ゼロの女性が結婚できた話

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恋愛経験ゼロ

私は32歳の女性です。

婚活をしていた時は30歳でした。

独身時代は千葉県市川市で一人暮らしをしていて、現在は神奈川県藤沢市で夫と一緒に暮らしています。

仕事は、スーパーでパート。

私は、結婚して子供をもうけ、幸せな家庭を築きたいという願望はありました。

しかし、私は昔から引っ込み思案な性格で、恋愛に奥手で婚活を始めるまで恋愛の経験がありませんでした。

その為、このまま私は一人で年老いて死んでいくのだろうかと不安な気持ちで毎日を送っていました。

しかし、婚活サイトを通じてこの一年間婚活を行った結果、恋愛に全く免疫がなく出不精で恥ずかしがり屋な私でも結婚することが出来ました!

今回、私が体験談を書こうと思った理由は、私と同じように恋愛経験が無くても結婚したいという女性の気持ちに寄り添い、少しでも多くの方に良い縁に巡り合ってもらいたいと思ったからです。

私の体験談を今後の婚活のヒントにしてほしいというとおこがましいですが、少しでも皆様の参考になればと思います。

出産と子育てを経験してみたい

私が婚活を始めたきっかけは二つありました。

一つ目は、30歳を目前にして友人の結婚ラッシュが始まったこと。

友人の結婚披露宴に出席し、友人の幸せそうな様子を見ていると、だんだん自分だけ取り残されていくような寂しさを感じ素直に友人を祝福できない自分がいました。

しかも、披露宴に呼ばれるたびにお金が飛んでいったので、支払った分を取り返さなければと感じていました(笑)

二つ目は、やんちゃだった友人が子供を産んで、すっかり穏やかなお母さんに変わっているのを目の当たりにした時です。

子供の成長とともに親も成長していくとは良く言ったもので、私は、友人が一人の女性から母親に変化したのを見て、女性として多くの人が通過する出産と子育てというものを一度は経験してみたいと強く思うようになりました。

また、その時に初めて今まで自分を育ててくれた両親の苦労を理解し、本当の意味で両親に感謝できるのだと思ったのです。

バドミントンサークルやスポーツジムに行ったものの…

一般的に、社会人になってから結婚相手を見つけるには職場でよい人を見つけるのが手っ取り早いのでしょうが、あいにく私の職場はスーパーなので、女性や中高年の男性ばかりでしたのでそれは無理でした。

そこで私は、学生時代に経験があったバドミントンの社会人サークルに入会してみました。

実際入会してみると、比較的若い男女が集まっていて、積極的に異性にアタックすれば恋人を作れなくもない環境でした。

しかし、ただでさえ内気な私が男性に声をかけられるはずもなく、当たり前ですが男性たちもバドミントンの大会に向けての練習に夢中で、恋愛に興味はなさそうでした。

私は、次にスポーツジムに通ってみる事にしました。

ここなら、試合があるわけでもなく皆気ままにトレーニングをしているので出会いのチャンスもあるかと期待しました。

しかし、ここもサークル同様に皆トレーニングそのものに集中している方ばかりで出会いのチャンスはなさそうでした。

試行錯誤の末、やはり、異性全員が出会いを求めている婚活サイトを利用するのが結婚への近道なんだと気づきました。

婚活サイトはお手頃価格

私が婚活サイトにたどり着いた理由は、元々私が出不精で婚活パーティーに出かける気力もなく、友人もあまり多くない私が合コンに行く機会もなかったからです。

更に結婚相談所のようなお金がかかる所も私の経済力に見合わないと思いました。

その結果、自宅に居ながら出会いのチャンスをつかむことができ、料金も月々3,000円程度とリーズナブルなブライダルネットという婚活サイトが自分に最も合っていると判断しました。

ブライダルネットの登録時に気をつけたこと

私は、今までネットの婚活どころか婚活そのものを経験した事が無かったので、登録時は期待よりも不安の方が大きかったです。

というのも、ネットではどんな人が潜んでいるのか分からないので、私個人の情報が悪用され、トラブルに巻き込まれる事だけは避けたいと思っていました。

その為、プロフィールには、実名を載せず居住地や勤務地も千葉県市川市までにしておきました。

しかし、顔写真だけはしっかり載せないと相手にしてもらえなそうな気がしたので、数年前に友人と旅行に行った際のスナップ写真を掲載しました。

適度な距離に住んでいる男性をプロフィール検索

ブライダルネットで私が最初に検索したのは、相手の居住地でした。

私は、地元の千葉県を外して、東京や神奈川、埼玉に住んでいる男性から見ていきました。

というのも、いざ相手と仲良くなってお付き合いすることになっても、破局した時にめんどくさい事にならないですし、良い関係のままお付き合いしているとしてもお互い適度に距離ががあった方が、デートの時に新鮮さが味わると考えたからです。

私は、サイトの中で「日記」を利用しました。

その中で、「結婚を真剣に考えている人とお付き合いしたい」という日記を書いている同い年の男性に目がとまりました。

その男性は、非営利団体に勤めていて、私と同じように恋愛経験が無く職場にも良い異性が居なく悩んでいるようでした。

私はその男性に急に興味が湧いてきて、「いいね」をしました。すると、翌日には相手からも「いいね」が届き、お互い会話ができるようになりました。

メッセージよりも生の声が聞きたい

一週間もすると、私はその男性と毎日メッセージのやり取りをしていました。

その男性は藤沢市の江ノ島界隈に住んでいて、性格は真面目でお金にもストイックで節約を心掛けている堅実な男性でした。

そして、夏の江ノ島の賑わっている様子を教えてくれ、いつか私を連れて江ノ島にデートに行きたいとも話してくれました。

そして、私のプロフィールの写真を褒めてくれました。私は、これまで男性からそんな言葉をかけてもらったことがなかったので天にも昇る気持ちでした(笑)

その反面、相手は実はサクラで私は騙されていつのではないかという冷静な自分もいました。

とはいえ、私は毎日仕事を終え帰宅する時は、はやく男性とのメッセージをしたいとワクワクした気持ちになっていました。

そして、ある日私はどうしても相手の男性の生の声が聞きたいと思い、その旨を伝えました。

すると、喜んで男性は連絡先を教えてくださり、そこから直接携帯で連絡を取り合うようになりました。

その男性の声は、とても穏やかで、自分自身を包み込んでくれるような優しさがありました。

私達は、連絡先を交換した数日後に江ノ島でデートをする約束をし、私はその日をドキドキしながら心待ちにしていました。

初デートは湘南で

デートの日、私達は藤沢駅改札口で待ち合わせました。待ち合わせの日時と場所は電話で決めました。

私は、日焼け止めを塗り日傘を持っていきました。服装はできるだけ地味な格好をしました。

お相手の男性は、Tシャツに短パンとサンダルといういかにも湘南らしい服装でした。

しかし、プロフィールの写真よりもイケメンで思っていたよりも背が高くて驚きました。

私はその男性と江ノ電に乗って江ノ島に向かいました。

私は緊張してこちらから話しかけられずにいましたが、彼から「疲れていませんか」「どこか行ってみたい所はありますか」などと話しかけてくれたので助かりました。

弁天橋から周囲を見渡すと、海の家が立ち並び、どこも海水浴客でにぎわっていました。

私達は江ノ島の中で湘南名物のシラス丼を食べました。

綺麗な海を眺め、暖かい海の風を浴びながら男性と食事をして、すぐにこの地が好きになりました。

そして、ここなら一生暮らしていけそうだと思いました。

午後になり、江ノ島神社でお参りをし、江ノ島水族館に移動しました。

クラゲを見て癒されて、イルカのショーに圧倒されました。

その間も、彼は優しく私の手をとりエスコートしてくれ、彼への好感度は上がっていきました。

夕方になり、江ノ島を望むビーチで散歩をしようと誘われました。

少し歩いた後、波打ち際で夕日を見ながら彼から「結婚を前提とした交際」の申し込みをされました。

私は、喜んで受けました。

帰り道、私たちは、手を繋いで次のデートの場所について話し合いました。

そして、最初の待ち合わせ場所と同じ藤沢駅で解散しました。

彼と湘南に住みたい

私は、彼と結婚を意識した交際の約束をしたので、その後のデートでは毎回結婚後の具体的な計画について話し合うようになりました。

まず、二人で話し合ったのは、結婚後どこに住むかということ。

私は、正直湘南の雰囲気が気に入っていたので藤沢に住みたいと伝えると、彼は一緒にアパートを借りてそこで住もうと言ってくれました。

交際から二か月半で、彼は両親に私を会わせたいと話してきました。

正直心の準備が出来ていませんでしたが、遅かれ早かれこの瞬間はやってくるものだと覚悟し、彼の両親との面会を果たしました。

彼の両親も、「あなた方が気が合ったのなら好きにしなさい」と私たちの交際と結婚を公認してくれました。

更に翌月には、彼が私の千葉の両親に挨拶に来てくれました。彼は、緊張しながらも私の両親に「常に相手の味方でいて、家族を支えることを誓います」と話してくれました。

私は、嬉しさのあまり、涙が止まりませんでした。

私達は、その翌週には二人で住むためのアパートを借りるために不動産屋を訪れ、その日のうちにアパートを決めました。

流石、観光地である湘南だけあって、価格は高めでしたが、これからの幸せな日々の事を考えれば全く苦でありませんでした。

正月を挟み、去年二月に結婚式を挙げました。

私は、自分自身もそうでしたが両親に安心させてあげられた事に何より満足しました。

そして、六月には新婚旅行でロシアに行ってきました。

決して楽な生活ではありませんが、二人で仲良く幸せに暮らしています。

子供はまだできていませんが、焦らず様子を見ていきます。

これから婚活する人へのアドバイス

まず本当に結婚したいと思うならば、相手の条件を細かく設定する前に自分自身の市場価値を把握するべきだと思います。

よく「ろくな男がいない」と嘆いている女性を見かけますが、そんなあなたも男性からみたらろくな女じゃないかもしれません。

その為、自分の理想や欲求を相手に押し付けるのではなく、まずは自分が謙虚になる事を心掛けなくてはいけないと思います。

しかもがむしゃらに婚活を続けても時間とお金の浪費で、自分に合った婚活方法をしっかりと選んでいく必要があります。

私は、内気で引っ込み思案だったのでネット婚活を選びましたが、身元がしっかりしていてある程度の収入がある人と出会いたければ結婚相談所がお勧めでしょうし、短時間かつ低価格で自分自身の五感に頼って結婚相手を探したいという人には、お見合いパーティーが向いていると思います。

いずれにせよ、黙っていれば男性から声をかけられるような時代はとっくに終わっていて、現代では女性も何らかの行動を起こさなければ結婚はできません。

結果がなかなかでないと心身ともに疲れるでしょうが、くじけずに頑張ってください。

私が利用していたブライダルネット:https://www.bridalnet.co.jp

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