20代でバツ2って引きますよね?
現在29歳、妊娠15週目の主婦です。
妊娠前までは派遣社員で会社の事務員をしていましたが、今は婚活サイトの「ブライダルネット」で出会った今の旦那と半年前に結婚して、今月からは晴れて念願の専業主婦になれました!
今でこそこんな幸せなセリフを吐いていますが、私は実は子無しのバツ2です。
去年の年明けは、三十路まであと一歩という年齢、バツ2という男性側から受け入れがたい経歴、正直こんな私は結婚して幸せな家庭を作れることはこの先ないんだと諦めて、絶望の中で正月番組を一人こたつの中で見ていました。
そんな悲しい正月を送っている私に、十年来の独身の親友から「あけましておめでとう!私も年齢的に今年こそ独り身卒業したいから一緒に婚活サイトに登録してみない?」と連絡がきました。
婚活サイト自体を知らなかった私が最初に抱いたイメージは、
「こういうサイトって婚活パーティーとかにも行けないような男の人たちばっかりが登録しているんじゃないの・・・?」
というネガティブなものでしたが、友人の勧めを断りきれず登録してみたら、びっくり!全然そんなことない!
むしろお見合いパーティーで出会う人たちより好みの外見の男性が多くて意外でした。
婚活サイトに抵抗感があって登録したことのない女性って結構多いのではないかと思います。
だけど、実際に利用してみればそのネガティブなイメージを一新することもできるはずなので、現在独身で悩んでいる女性が幸せをつかむ第一歩を踏み出すきっかけになれればいいなと思って、私の婚活体験談を書いてみました。
婚活を始めたきっかけは子供が欲しいから
婚活をしてみようと思ったきっかけは、やはり年齢が一番の理由です。
私はどうしても子供がほしかったのですが、以前の2回の婚姻中では妊娠することができず、そのまま離婚してしまいました。
女性は生物学上どうしても子供を産める年齢が限られている上に、どんなに子供ほしいと願っても思い通りのタイミングで子供が来てくれるわけでもありません。
SNSで友人が幸せそうに子供と写っている写真を見るたびに、
「早く私も子供がほしい」
「なんで私は幸せになれないの」
と内心嫉妬の嵐でした。
また、子供の頃から大好きな優しい祖父母がもう90歳を超えていて、いついなくなってしまうかもわからない年齢なので、せめて生きているうちに祖父母孝行として曾孫を抱かせてあげたいと切実に思っていました。
ただ、正直、あまりにも結婚できる確率が絶望的な自分自身の経歴に打ちのめされて
「子供さえできればシングルマザーでもいいや」
と人生を捨てた考えを持った時期もありましたが、やはり産まれてくる子供の幸せを考えたときに、結婚は必須です。
お父さんとお母さんが仲のいい幸せな家族が子供の一番の幸せだと思って、婚活を始めました。
まずは合コンとお見合いパーティーにチャレンジ
まず、婚活を始めた時に私が最初に取り組んだことは、職場の同僚に合コンをセッティングしてもらい、なるべくたくさんの男の人と出会って、その中から私と結婚したい人を探す「数撃ちゃ当たる」戦法でした。
が、しかし、どんなにいい感じの雰囲気になっても子供がほしい、早く結婚したいという感じを匂わせたりすると、みんな波のように遠くへ引いていきました。
やはり合コンに来る人達は遊び目的が多く、真面目な出会い探しには向いていないと思いました。
次に試したのはお見合いパーティーです。これは私にとってはちょっと失敗でした。
真面目に結婚を考えている男性が主で合コンよりは結婚しやすい人たちと出会えてよかったのですが、私は結構面食いなところがあるので、お見合いパーティーでは見た目が好みではない人が多くてがっかりしていました。
たまには私好みの男性もいますが、そんなに確率は高くなく、パーティー参加前の美容院代やエステ代、洋服の準備等のコストと自分好みの男の人に出会える確率を比較してみると、あまりにもコスパが悪すぎて気持ち的に完全に赤字でした。
そんな中、友人からの熱烈なお誘いもあって、次の婚活の手段として婚活サイトを利用しようと思いました。
バツ2を受け入れてくれる男性とだけ会いたい
婚活サイトに最初ネガティブなイメージを持っていた私が、婚活サイトを利用しようと思った理由は、合コンやお見合いパーティーと違って、会う前に相手のことがわかるため、デート日狙い撃ちで美容院等の自分磨きができるのでコスパがいいということです。
また、最初からプロフィールに
- 自分が離婚歴があること
- 早く結婚して子供がほしいこと
をさらけ出しておけば、そんな私に興味のない人は声をかけてこないですよね。
あとから
「こんな子だとは思ってなかったよ!」
なんて言われることもないので時間の節約にもなると思いました。
無料の婚活サイトだと、ただの出会い系のように真面目ではない出会い募集が多いだろうと不安だったので、会費を毎月出してでも結婚したい覚悟のある人だけが集まる有料サイトを探していくつか比べてみました。
その中で「ブライダルネット」が男女ともに同価格の会費で、価格帯も月3,000円でリーズナブル。
女性だけが無料なサイトは騙そうとする業者やサクラが多いと聞いていたのでとても不安でしたが、男女同価格ならその危険性も少ないですしね。
プロフィールには離婚歴をしっかりアピール
ブライダルネットのプロフィール登録時に気をつけたことは、あとで知られたら結婚できなくなるような重要な事項は嘘をつかずに書いておくことです。
例えば、私であったら、離婚歴ありという事実です。
どうせ婚姻届提出の段階になったら離婚歴を書く欄があってバレるので、せっかくいい感じになっても離婚歴で破断したら時間が無駄過ぎるので、ちゃんと書きました。
ただし、プロフィール写真は最高の一枚が取れるまで何度も何度も撮り直して、ネガティブな経歴持ちでも見た目で釣れるようにがんばりました!
日記やコミュニティで人柄を垣間見れる
ブライダルネットはプロフィールの詳細検索ができます。
年齢や住まい、身長、体重、血液型まで指定して検索できるので、結構プロフィール検索だけでも好みに近い男性を探せます。
会員数が11万人いるので、シビアな条件でも検索でヒットする男性は結構いるのが良いです。
コミュニティ機能や日記機能もあって、自分が気になっている相手がどんな人なのか垣間見えたりして、結構面白かったりします。
また、この機能のおかげで最初の一通目のメッセージを送るときも話題にさほど困ることもなくメッセージを送れました。
私がつけている日記で私のことに興味をもってくれる男性も多く、女性らしさや家庭的なエピソードをアピールするのにもちょうどいい機能があって助かりました。
私の離婚歴は了承済みなんだよね?
ブライダルネットは、お互いのプロフィールに「いいね」をつけないとメッセージのやり取りが始められないシステムなので、最初私はプロフィール検索で自分が気に入った男性に片っ端から「いいね」をつけていきました。
私の離婚歴を見て「いいね」を返してくれる方は多くは無かったですが、そんな中でも「いいね」返しをつけてくれた男性もそこそこいます。
そんな「いいね」の通知が来るたび、ああ、「この人は私の離婚歴も受け入れた上で私を結婚相手として良いと感じてくれたんだな」と嬉しかったです。(もしかしたら私の離婚歴を見ないでいいね返ししてくれたかもしれませんが…)
お互いの「いいね」が成立してメッセージのやり取りが始まります。
まず最初に私は、相手のどんなところに興味を持ったのかを伝えるようにしました。
例えば、「かっこいいと思ったのでもっと仲良くなりたい!」と素直にアピールしていきました。
褒められて嫌な気持ちになる人はいないはずですし、素直が一番だと思ったからです。
ある程度メッセージを交換すると連絡先が交換できるようになるので、連絡先交換の前に自分の離婚歴についても相手が受け入れた上で今接してくれているのか確認をとりました。
もしかしてプロフィールの離婚歴が目に入ってなくて、実際に会ってから「こんなはずじゃなかったのに…」なんて思われたくなかったので!
初対面は緊張して汗びしょびしょ
不安の種の離婚歴の問題がクリアして、清々しい気持ちで初顔合わせに挑んだ私でしたが、当日の待ち合わせ中は心臓が破裂しそうでした。
前日までに美容院を済ませて髪の毛もサラサラつやつや、服装も男性受けの良いおとなしめの女子アナファッションでまとめて、自分なりに結構自信のある装いで待っていました。
でも、やっぱり初めて会うとなると「メッセージではいい感じだったけど、私の事実際はどう思うかな、気に入ってくれるかな」ととっても不安でした。
最初の待ち合わせなので、お互いの服装を教えて待ち合わせたのですが、相手の方がプロフィール写真どおりの爽やかな男性で素直に嬉しかったです。
どうせ相手も写真はベストショットを選んで載せているんだろうなと思っていましたが、写真と実物がほとんど変わらなくて驚愕した上に、好みどストライク過ぎて一気に緊張して倒れそうになったのを覚えています。
でも、緊張も最初の30分くらいで、話し始めてしまえば意外とメッセージ上と同じノリで話せるものでした!
ただメッセージ上でずっと敬語で話続けていたので、デート中も終始敬語から抜け出せず、なんだか他人行儀になってしまい、次の人はメッセージのやりとりの早い段階で敬語からタメ口にシフトしようと心に誓うのでした。
デート中は、メッセージでやりとりしたことや、相手の日記に書いてあったことを中心に話して楽しく過ごしせました。
帰り際まで相手から交際についてお話が出なかったので、別れる直前に私から真剣に交際したいという話をして、その後私からの猛アタックの末、ちゃんとお付き合いができるようになりました!
※ ここでは成功談しか書きませんでしたが、実際は10人近くと会っています。写真と全然違った人、自分勝手な人、弱気で奥手な人、色々な方がいました。婚活って正直疲れます、精神的に。でもパートナーガ見つかるまではあきらめない!絶対に!
同棲、結婚、妊娠へ
お付き合いが開始してから同棲まで時間はかからなかったです。
もともとお互いの住む場所もどんな仕事なのかもわかった上で付き合い始めていますし、結婚が前提のお付き合いでなので、トントン拍子で私が彼の家に住む半同棲生活が始まりました。
当時、何から何までうまく行き過ぎて怖いくらいでした。
包み隠さず、ちゃんと最初に伝えていれば、バツ2というドス黒い経歴も見なかったことにしてもらえるんだなと思って、本当に婚活サイトを利用してよかったとしみじみ思ったのもこの頃です。
同棲が始まったあとも、ブライダルネットの日記やコミュニティで彼がどんな人物かがある程度わかっていたので、すぐに好みの料理を作ってあげられたり、週末はお互いの共通の趣味であるスポーツを一緒に楽しんだりして、すぐに長年付き合っているカップルのような感じになれました。
彼のご両親にもご挨拶することになりましたが、私がバツ2であることは伝えることはありませんでした。(初婚だとも言っていないので嘘は付いていません(汗))
そして彼のご両親も高齢であり、早く孫の顔を見せてくれと嬉しいお言葉をいただき、出会って半年記念日に晴れて入籍させていただきました。
そして現在、念願の妊娠も叶い、来週か再来週には赤ちゃんの性別もわかるようで、彼ともどもとても楽しみで待ちきれない毎日を送っています。
去年の今頃、絶望の淵で一人寂しく正月番組を見ていた自分が信じられません。
これから婚活する人へのアドバイス
結婚したくても、色々な事情や背景で諦めている方、
やってみなきゃもったいないです!
こんなバツ2を背負った私でもまた結婚できて、今とても幸せな日々を送っています。
私が理想の相手とスピード結婚できたのも、婚活サイトを使ったからだと思っています。
会う相手を自分で厳選して無駄な時間をはぶき、一点狙いでアプローチできるのは、自分にネガティブポイントがある人ほど無駄のない効果的な出会い方だと思います!
また、同時期に同じブライダルネットを使い始めた親友も、いい相手が見つかったようで、今年の夏には結婚を考えているようです。
昔こそは、ネットで出会うなんてかっこ悪くて嫌という風評もありましたが、時代は確実に変わったと思います。
むしろ、合コンや婚活パーティーより、婚活サイトでの出会いの方が真面目な出会いが多く安心できます。
また、ブライダルネットはその名前から本当に「ブライダル(結婚」を意識した人が多く集まっているように感じ、私のようにスピード結婚できる確率も高いのではないかと思いますよ。
「どうせ私なんか」
と思っている一年前の私のような女性がこの記事を読んで、少しでも前向きに婚活サイトで幸せを掴めるよう祈っています!
私が利用していたブライダルネット:https://www.bridalnet.co.jp