エステティックサロンで働いた経験

就職浪人中のエステティックサロンスタッフ体験

まだ20代の頃に某大手エステティックサロンで働いていたことがある。大学にて資格をいくつか取得したもののなんだかストレートにその仕事につく気持ちが起きなくて、結局就職浪人をすることにしたのだ。

それで「アルバイトから始められる」ということで、以前から興味があったエステティックサロンで働くことになったのだ。試しに採用面接を受けてみたらあっさり合格したものだから。

本当に「学歴不問」という印象だったので驚いた。実際に働いてみて知ったのだけど、本当に学歴が必要ない感じで、中卒の人もいれば高卒もいたり、そしてまた「有名大学出身だけど、卒業後になんとなくプラプラしていて、そしてエステティックサロンに行きついて、なんだか長く働いていてもちろん正社員にもなっている」という人もいたものだから。

なのでエステティックサロンでの勤務経験は、私の職歴においてブランクタイム的なところもあるのだけど、今となっては貴重な体験だったように思っているのだ。

痩身エステ

数週間の研修でもうエステティシャンデビュー!?

いわゆる就職浪人中にエステティックサロンスタッフとして、最初はアルバイトから勤務していた。その中でまず何が驚いたかって、2週間ほどの研修後にいきなりお客さんにマンツーマンで応対する流れになったことだ。しかも、これって私が勤務していたエステティックサロンでは「普通のこと」だということで。

私はエステティックサロンのエステティシャンといえば、専門学校を出てそして数年の見習い期間を経て、一人前のエステティシャンとしてお客さんをとるものだとばかり思っていたので、なかなか衝撃的なことだった。

ていうか「え!?こんなレベルの私が何万円もするコースを担当していいの?」と、正直思ってしまったのだ。

まあ整体医院などのマッサージにしても、「習うより慣れろ」の精神なのだろうか。学校で勉強するよりもお客さんをとってそしてスキルを磨いて行く感じだといことなのかなーと、当時は自分の中であれこれ理由づけをして衝撃的な気持ちを抑えようとしていたのである。

マッサージが下手でもお客さんを担当する

エステティックサロンのエステティシャンとしては、本当に「素人に毛が生えた程度のペーペーなエステティシャン」ぐらいなものだったのだが、しかし数万円の痩身マッサージコースもこなしていた。

数日間の研修内でマッサージの方法はすべて習うというものだったし、それに「習うよりも慣れろ!」という精神もわかるものだ。

しかし2週間ほどの研修しか受けていない私が一人前を装ってお客さんの前に出ていいのか本当に疑問であった。それにドギマギもしてしまっていたし。

けれどもすごいもので、そのような「どうしよう…」という落ち着かない気持ちも三日目ぐらいで慣れるのものなのだ。

いや、一通りの流れを覚えるという点だけをいえば、1日が終われば慣れてしまっていたかもしれない。お客さん一人の痩身マッサージコースの流れも1日一人で行えば、身についてしまうというものだったので。

ただマッサージに関しては、やっぱり上手い下手は出てしまうと感じていた。私は初期の頃は下手だったと思う。

正社員エステティシャンにはノルマが…

エステティックサロンにいるエステティシャンは正社員になるとノルマが課されていたのである…。エステティックマッサージ自体は好きなんだけど、この「ノルマ」がつらくって、それで結局エステティックサロンをやめた経緯があるからね。

だから他の同僚にしても、ノルマがいやでやめて行く人も多いから。今のエステティックサロンは「勧誘なし」をしきりにうたっているし、もしかするともうノルマがないのかもしれないけれど、しかしなんとなくその線は薄いようにも思えるのである…。

まあとにかく、エステティックサロンの正社員となると、個人での総売上にしてもいくらいくらぐらいを目標に〜といったようなノルマ的な「目標」が与えられるのである。

達成できないとペナルティーになるといったような完全なる「ノルマ」ではないもののプレッシャーはハンパないので、やっぱり頑張らなくちゃいけないのである。しかしそれが辛くって。

そしてやめていく人も多いわけで。

エステティシャンは客の悪口を言う!?

まあぶっちゃけ話だけど、エステティックサロンにいるエステティシャンって客の悪口は言っているのだ。しかもエステティシャンって口が悪い人もいるから、口調悪く「こんなに大金だしてマッサージしたって、食べてちゃ痩せね〜」とか、お客さんのカルテを見ながら言っていたりするからね。

エステティシャンって正社員になると、大抵「ノルマ」が与えられるからそのノルマをこなすためにも、お客さんには感じよく愛想よくポジティブな言葉で接しているはずなんだけど、裏ではお客さんのことをディスっているエステティシャンはまあいたのである。

そんなことをお客さんとしても感じていることなのかもしれないけれど、しかしこのどぎつい会話を聞いた時は実に衝撃的なものであった。だって自分が客としてエステティックサロンに行っていた時の愛想いい感じいいエステティシャンが実は裏では、お客さんに暴言を吐いているってなかなかショッキングなことでしょう…。

まあ働いたからわかることの代表格であるけれど。

「本音の窓」管理人からのコメント

2週間の研修で痩身エステのエステティシャンとしてデビューと聞くと、ちょっと驚きますが、でも、どの業界でも素人に毛が生えたようなレベルの人がお客様からお金を頂いたりしますから、エステティック業界が特別という訳ではないんでしょうね。

痩身エステではキャビテーションやEMSなどの機器を使って脂肪をそぎ落としていくやり方と、マッサージで揉み解す施術方法がありますよね。

マシンを使えば一定の品質を保てるのでしょうが、マッサージはエステティシャンの技術の差が大きいかもしれないです。

とは言っても、そもそも痩せるために痩身エステに行くような人は、楽して痩せたいと考えている人でしょ?しかも数万円も払って。

食事制限と適度な運動をすれば確実に体重を減らせるのに痩身エステで楽して痩せようと考えるような人は、痩せる訳ないですよね。

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