自己紹介
恋愛マスターと呼ばれたい。
それだけの恋愛をしたわけではないが、経験は少し豊富だ。
そんな私の恋愛遍歴から恋愛とはこういうとこに気をつけなはれや。ということを紹介したい。
まず私のスペック。
年齢:32歳
性別:男
職業:営業職
ビジュアル:中の上ぐらい。ジャニーズ系であるとよく言われた。
好きなタイプ:これは多いので箇条書きで。
- 宮崎あおいのような透明感のある人が好き
- ショートカットヘアーが好き
- 背は小さい方が好き
- 細身よりぽっちゃりの方が好き(あくまで男の言うぽっちゃりね)
- お胸が大きい人が好き
- お箸がちゃんと持てる人が好き
- 方言でしゃべる人が好き
- 男を立ててくれる人が好き
- 私がやりたいこと、行きたいとこに理解があって嫌な顔をしない人が好き
- 料理が得意な人が好き
- 言葉遣いが悪い人が苦手
- ネガティブなことしか言わない人が苦手
- 強制されるのが苦手
と、まぁツラツラ書かせてもらったけど、条件が多いわけではない。
こういった要素が入っていると惹かれるという話。
まず私の恋愛に対する考え方はこうだ。
自分が相手に様々な条件を求める場合、相手も自分に対して何かを求めていても要求に応えられるだけの条件が揃っているようにすること。
つまり、相手に多くを求める場合は自分もそれなりにスペックが良くならないとダメだよ。ってことだ。
だからIT事業の若い社長さんは、モデルだったり、タレントだったりを恋人にできるんだ。という考え方。
学生時代の恋愛
では恋愛遍歴を振り返ってみる。
初めて付き合ったのは中学3年生、15歳の頃だった。
お相手は同じクラスの同級生。
学校の隅っこの人気がいないところに呼び出されて告白された。
そして付き合った。
元々、私のことが好きみたいなオーラはあったから告白されたら付き合う。って思っていた。
黒髪のショートカットで笑顔が可愛い娘だった。
ソフト部だったから日焼けしていて、夏でも長袖を着ているけど手の甲は焼けていて、それを見られるのが恥ずかしいっていうのがめちゃくちゃかわいかった。
中学生の恋愛なんて特に何をするでもないのだけど、毎日休み時間10分間を話したり、一緒に帰ったりするだけで十分幸せだった。
この時、周りの友達でというか、学校全体で付き合っているカップルってのが少なかったから優越感もあった。
この娘とは初体験を色々とさせてもらった。
- 初デート
- 初手繋ぎ
- 初自転車の二人乗り(良い子はやっちゃダメ)
- 初チュー
- 初体験
ありがたいことに、彼女の方が積極的だったから、手を繋ぐ時も彼女から。初チューも彼女から雰囲気を作ってくれて、みたいな感じだった。
はっきり言ってあまり努力をせずに色々と経験できた気がした。
これが後々自分の首を絞めることになっていくことをまだこの時は知らなかった。
結局、この彼女とは3年半ぐらい付き合って、高校卒業前に進路のこととかでケンカしてお別れすることになった。
ずっと一緒だったから別れた時は一瞬ポカンと大きな穴が空いていたが、大学で上京することが決まっていたから、また次の恋に大きな期待を抱いてワクワクしていた最低な男だった。
20代前半の恋愛
大学進学で一人暮らしを始めたことで次のステージの恋愛ができようになった。
大学1年の時に授業で知り合った1つ年上の同級生と仲良くなった。
この娘が次の彼女になる。
きっかけは授業で知り合った8人ぐらいで飲みに行った時に終電が無くなった彼女を家に泊めたことがきっかけだった。
飲んでる最中から、いや、学校で話しかけられている時から彼女が私を狙っているような気はしていた。
初対面でいきなり呼び捨てで呼ぶ感じとか、さりげないボディタッチとか、男の落とし方をわかっている彼女だった。
そしてまんまとそれにハマってしまった訳だ。
でもこの感情って騙されたような気がするが、全然悪い気はしなくて、むしろ心地よいというか、顔が自然とにやけるような高揚感があった。
これが都会の女か〜と思ったし、なんかすごい幸せがった気がする。
この積極的な彼女とは結局5年ぐらい付き合っていた。
付き合っている間は、都会っ子の彼女にいろんな遊び場所を教えてもらった。
何をするにも、どこに行くにも彼女が案内してくれるから自分では何も決めなかったことが多かった。
大学を卒業してお互い就職すると、社会人1年目の忙しさと、多くの人と出会うことでお互いがお互いを必要としない感じで結局お別れをすることになった。
自由の利く大学生であったことと、長いこと付き合っていたこともあるが、今でもこの娘と一緒にいた頃が一番楽しかったと思う。
20代後半の恋愛
社会人生活も長くなると、仕事もわかってきて時間の都合とかがつくようになったから、この頃から合コンとか行くようになった。
そこで痛感したことは、合コンってコミュ力が高いやつが勝つんだということ。
それまで、付き合った二人は積極的な女性だったし、自分自身も恋愛に対して努力らしい努力をしていなかったから、女性と二人になった時とかに気が利かない男になっていた。
これが学生時代、20代前半に苦労もせずに彼女ができていた弊害だと思う。
この頃から女性を落とすための作戦を考えたり、モテるための本を読んで勉強をし始めていた。
そんなことする暇あったら仕事の勉強をしろと思われそうだが、これがまた仕事でもかなり役に立ったので勉強して損はなかったと思う。
この時代は遊びに遊んでいたので、特定の人と付き合っていても合コンに行っていたし、それがバレて別れ話になるということが多々あった。
20代後半、26歳以降になってくると同い年ぐらいの女性は結婚を意識してくる。
まだ結婚願望のなかった私は付き合っても、結婚を匂わせる言動(そろそろ一緒に住みたい等)が出てくるとその彼女に飽きてくる。という流れがあった。
この時期の社会人として余裕も出てきて、女性について学んで好かれるための言動ができるようになった私は最低の男だったと思う。
30代の恋愛模様
そして現在。
30歳を目前に友達が次々と結婚していき、結婚式に参加して幸せそうな友を見ると
我に返って
「なにやってんだオレ」
という気持ちになって、やっと本気で一生を添い遂げられる人を探そうとする。
遅い。
いや、正確には遅くないのだが、さっさと気づけていれば早く幸せになれたのにと思う。
そんなこんなで30代、真剣な恋愛を探す。
ここである弊害が出てくる。
新しい人と知り合う、食事に行く、デートに行く、お付き合いするの流れで3ヶ月ぐらいで結果が出るのが一般的だと思う。
本気の交際を目指して合コンやパーティーなどのスケジュールをたくさん入れた私は一人の人と出会って少し気になって遊んだりしても、次に参加する合コンでもっといい人がいるんじゃないか?という気持ちが出てきてその人をキープ状態で保留するようになってしまった。
保留ということはハッキリしたことを言わずになあなあな状態でいるので、相手からすれば、もしかして私に対して本気じゃないのかも?と思われて離れていってしまうのである。
私自身も前に付き合っていた娘よりもここが足りない、もっとこうだったらいいのに。
と、要望だけが多くなって、今思えば素敵な人がいたのにその時点では気に入らず、思わせぶりな態度だけとって去っていくのだった。
そして焦りだけが残っていく30代になった。
過去の恋愛から学んだこと
私が言いたいことは2つ。
一つ目は「恋愛は男性から積極的に行くもの。」
二つ目は「隣の芝生は青く見えるもの。」
学生時代に下手にモテたおかげで努力をしなくても付き合えるみたいに思ってしまった。
これは早くに気づいて努力をして改善したから良かったものの、気づかなければ男として全く魅力のない人間になってしまうところだった。
不細工なお笑い芸人さんが綺麗なタレントさんと付き合っていることがある。
あれは、不細工な男性は自分はルックスで勝負ができないけど、好きな女性のためには体を張るし、楽しませるし、努力するという心意気と、綺麗な女性は昔から綺麗で周りからチヤホヤされて育ってきたから、自分からへりくだった恋愛はしたくないという心情が合った結果だと思う。
世の中、需要と供給があってはじめてマッチングするものなのだ。
そして、隣の芝生は青く見える。
これは友達の彼女が可愛いから自分ももっと可愛い人と付き合うや、自分にはもっとふさわしい人がいるなどの幻想を抱く前に足元を見ようということ。
今付き合っている女性とは結婚を考えていないという人も、もう一度、付き合ってからの日々を振り返ってほしい。
あなたの行動、言葉、今の彼女じゃなかったら許してくれないかもしれないということを。
自分という人間はそれほどできた人間ではない。
でも彼女は自分の良いところだけじゃなくて悪いところも好きでいてくれるのだから、自分も彼女の良いところだけじゃなくて、悪いところを見つけてもそこも好きになってあげてほしい。
そして私のように過去を後悔することなく、一番好きな人と一緒になってほしいと心から思う。